気密性の高い空間ではシロッコファンが役立つ

シロッコファンはその特性から、気密性の高い空間での排気に効果を発揮する機器です。近年では一般住宅でも気密性が高くなっていますから、キッチンの換気扇としても、使用されるケースが増えています。特にIHコンロは、ガスコンロと違って上昇気流が発生しにくいため、シロッコファンの吸引力が効果的な換気を促してくれます。また、吸気面に対して、排気面を90度曲げて設置できることも利点です。一軒家からマンションまで、その特徴を活かして有利なレイアウトで導入できますから大変便利です。そして、密閉空間での排気に優れるシロッコファンは、ダクトを使った排気システムでも適した機器になっています。ダクトの配置や設計次第で、排気する方向を自在にアレンジできますので、ビル全体の空調をはじめ、倉庫や工場など幅広い場所で活躍しています。

設置場所を選ばないシロッコファン

どこの家庭でも台所には換気扇があります。少し前には、まわっているところが見える羽がついていているプロペラファンと呼ばれるものが主流でした。このタイプの換気扇は、外の風の影響を直接受けてしまいます。そのため、取り付ける位置が外に向いていないと取り付けることができません。しかしこれだけではなく換気扇には別の種類もあります。ダクト排気式という形式のシロッコファンという小さな羽がついた換気扇があります。これは、調理している最中の湯気や油を含んだ煙が換気扇からダクトを通って外に出る形の換気扇です。プロペラファンと違って、台所の場所を問わずに設置できるとして、最近の、特に新しく建てられた住宅では主流になっているようです。吸い込む力は強く、その割には音は静かだという点で人気もあるようです。また、マンションなどの集合住宅では、最初からダクトが備わっているので、新しく設置する場合はシロッコファンのほうが良いといわれています。

シロッコファンの掃除は難しくない

キッチンの壁に穴を開け、直接壁に取り付けるタイプの換気扇の場合、外部の音が室内に入ってきやすいです。天井にファンをつけてダクトで排気するシロッコファンなら、外部の音は気になりません。そう言うこともあって、最近の住宅の換気扇はほとんどがこのタイプになっています。当然ながら、シロッコファンも定期的に掃除しなければいけません。しかし、業者に任せないといけないと考えている人が多いです。素人では取り外しが不可能と思われているからです。しかし、そんなことはありません。壁に取り付けるタイプの換気扇よりは手間がかかりますが、素人でも取り外しはできますし、もちろん掃除もできます。掃除の仕方は従来の換気扇とほとんど変わりません。つけ置き洗いが基本になります。やり方が分からないと言う人は、ネットで調べるといいでしょう。